長岡弘樹『教場』を読みました。ドラマは見たことがありませんでしたが…。 おもしろかった!(゚∀゚)ゾクリとするようなところもあってなかなかでした。 警察学校のお話で、担任が風間先生です。一話ずつに二人の学生が登場して、なにかが起こるパターンがなか…
富樫倫太郎『警視庁SM班II モンスター』を読みました。 SM班シリーズは続きものです。 nihongopark.net 1で登場人物のキャラクターもよくわかっていたので、2は読みやすかったです。またヤバイやつが犯人ですが、今回はそれを上回る展開にドキドキしてしま…
長江俊和『出版禁止 死刑囚の歌』を読みました。 同シリーズ1作目の『出版禁止』はもちろん読んだことがあります。フェイク・ドキュメンタリーでおなじみの「放送禁止」シリーズの仲間のようなものです。 徐々に真実や謎が明らかになります。途中、正直新事…
真梨幸子『坂の上の赤い屋根』を読みました。 あらすじが説明しにくいんですね…。坂の上に赤い屋根の医院がありまして、かつてそこで殺人事件が起きました。それがきっかけです。 登場する人がほとんどが狂わされて、大変な感じがしました。(@_@;) すぐ読…
宿野かほる『ルビンの壺が割れた』を読みました。 フェイスブックのメッセージのやりとりで、徐々に真実が見えてくるような話です。 読みやすい語り口なので、すぐ読み終わります。帯の「大どんでん返し」というほどの驚きはわたしはなかったです。(;゚∀゚) タ…
黒崎視音『六機の特殊 警視庁特殊部隊 〈新装版〉』を読みました。 続編を読みたくて、買いました。特殊部隊の隊長としてがんばる警視のお話です。雑…(・∀・) 銃器のお話はなかなか細かくてよくわからないところもありますが、第六機動隊の雑談がおもしろか…
七尾与史『失踪トロピカル』を読みました。 海外の旅行先で事件に巻き込まれて…なかなか大変ですが、妙なリアリティ。(゚A゚;)あるんだろうな~と思いながら読みました。 映画のように情景が思い浮かぶ筆致はすばらしいですが、グロいの苦手な方にはおすすめ…
平石貴樹『潮首岬に郭公の鳴く』を読みました。 ジャケ買いならぬ表紙買い。さらに、有栖川有栖センセの帯のお言葉。 本格ミステリーですね。三姉妹の三女が帰宅せず、しばらくして遺体で発見され…次から次へと…。複雑な人間関係、結末はなかなか読みごたえ…
松嶋智左『女副署長』を読みました。(読んでからだいぶ経過…) 続編が出ているので、おもしろいのかな~と思い購入。台風の襲来、警察署内での殺人事件、てんやわんやです。わかりやすく解決します。 場面転換が多く、人も多いせいか、なんとなく集中しきれ…
貴志祐介『我々は、みな孤独である』を読みました。 探偵のところに「前世で自分を殺した犯人を探してほしい」というとんでもない依頼が来て、奔走し始めたら、なんだか前世・現世・来世がぐるぐるしていくような話でした。 (´・ω・`)SFですわ。
今邑彩『いつもの朝に 上』、『いつもの朝に 下』を読みました。 タイプの異なる兄と弟。あるとき、出生の秘密を知り、2人の運命が揺らぎ始めます。 途中の葛藤など、じーんとくるところもありました。(*'ω'*) 上巻は中古でしか買えなませんでした。もう増刷…
吉川英梨『アゲハ 女性秘匿捜査官・原麻希』を読みました。 読んでからだいぶ時間がたってしまいましたが…。子どもたちが誘拐されて、犯人に翻弄されつつ解決に向かうハラハラするような話でした。 続き物なので、また機会があったら読みたいです。マキちゃ…
恩田陸『私の家では何も起こらない』を読みました。 丘の上の一軒家の話です。 前半、だれがなんのことを話しているのか、まったくわからない状態で進むので、放棄したくなりました…(@_@;)最後まで読んでも、7割ぐらいしか真相を理解できなかった気がしま…
太田紫織『涙雨の季節に蒐集家は、』を読みました。 『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』のアニメを見たり、小説を読んだことがあります。語りは結構好きなほうです。 簡単に言えば、葬儀屋さん、遺品整理業者の話でした。主人公が涙もろいところが特…
安田依央『ひと喰い介護』を読みました。 宅配弁当でロックオンしたご老人を巧みに誘導して、持っている財産を奪ってしまう話です。 マインドコントロールのような怖い話でした。(゜o゜;)言葉巧みに人を操るのが怖いですね。最後の最後まで…。
沼田まほかる『彼女がその名を知らない鳥たち』を読みました。 『ユリゴコロ』がおもしろかったので作者買いです。 だからこの本がおもしろくて好きかというと、そういうことにはなりませんでした。(゜o゜;) わたしは暗く悲しいと思いました。(´・ω・`)「美し…
村上龍『イン ザ・ミソスープ』を読みました。97年の本です。 フランクというアメリカ人に夜の街を案内するケンジ。徐々にこの人なんかヤバイな~と気づいてくる話です。実際なかなかハードな描写があります。 村上龍の作品では、映画『オーディション』を見…
富樫倫太郎『警視庁SM班I シークレット・ミッション』を読みました。 私が好きなドラマ「警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜」を書いている作家です。原作の生活安全課0係シリーズを読もうかと思ったのですが、寅三先輩は男ということで設定が若干…
如月新一『魔女が全てを壊していった』を読みました。 街に五月女(さつきめ)という女性が移り住んできて、街の人々がその影響を受けて…というようなお話です。ホラーやら、なんやら…。 正直、お話云々というより、誤字が多すぎる!過去最高の数!(@_@;) …
小島正樹『怨み籠の密室』を読みました。 父親が死に際に言った言葉が気になり、主人公の飛渡優哉は自分が生まれた土地・謂名村を訪れます。周りからは忌み嫌われている感じがひしひしと伝わってきます。それを海老原浩一に伝え、二人で再び村を訪れると…と…
久住四季『異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 怪物のささやき』を読みました。 刑事一年目の氷膳莉花。猟奇殺人の解決に死刑囚で犯罪心理学者の阿良谷博士の協力を得て、事件解決へと邁進します。 スピード感もあって、面白かったです。続編もまた読むかもしれま…
貫井徳郎『プリズム』を読みました。 小学校の教師が殺されたことをきっかけに、周りの人たちが犯人探しをしていくお話です。 まさにプリズムのごとし。(゚∀゚)こういう展開も悪くはないですね。
柏木伸介『夏至のウルフ』を読みました。 愛媛は松山の警察官のお話です。5話ありますが、登場人物は同じです。ほとんど方言です。 ウルフ、ゴリ子、雁さん、チンピラ紙、ウマさん…。あだ名の由来は本文に書かれています(笑) どれもよかったですが、5話目…
恩田陸『禁じられた楽園〈新装版〉』を読みました。 烏山響一というアーティストに誘われて、熊野の山中に作られた私設美術館に赴く…というお話。ホラーとインスタレーションアートが好きな人におすすめです!(゚∀゚)伊藤潤二に漫画にしてほしいと思いました(…
五十嵐貴久『マーダーハウス』を読みました。あとから『リカ』の作者だと気が付きました。 鎌倉の交通の便の悪い場所にあるシェアハウス。設備の良い、豪華なシェアハウスですが、次第に住んでいた人たちが消えていきます。 もうちょっと犯行動機の匂わせが…
大倉崇裕『樹海警察』を読みました。 その名の通り、富士の青木ヶ原樹海が現場です。地域課特別室に配属になったキャリアの柿崎。部下の栗柄、桃園に翻弄されながら、ご遺体と向き合います。 杓子定規なボス(柿崎)が自由奔放な栗柄、桃園に翻弄されている…
宮田光『沼の国』を読みました。 曾祖母の家に引っ越してきた、母親と3人の子どもたち。家の裏手の沼の「ぬまんぼ」伝説。本当の父親、新しい父親に対するいろいろな思い…。 (゚∀゚) ホラー?あら?ホラーからの~! 読んでいる途中で、「ん?」と思いますが、…
吉川英梨『十三階の女』を読みました。 公安のお話です。テロやら、潜入捜査やらで、けっこう精神にきました…。捜査や取り調べのやり方に「女」の側面を強く出すところが功を奏すわけですが、えぐい…と思うところも無きにしもあらず。(;゚∀゚) みんな、心、破…
烏丸尚奇『呪いと殺しは飯のタネ 伝記作家・烏丸尚奇の調査録』を読みました。 このミステリーがすごい大賞の2022隠し玉とのことです。 どのキャラクターもそれなりに癖があって良かったと思います。が、終盤の火事のところはバタバタして、雑な感じに終わっ…
殊能将之『ハサミ男』を読みました。 とても有名な作品であることは知っていましたが、ようやく手に取りました。 「帯に余計なことを書くな」と思っている私ではありますが、今回は帯に偽りなしと言えます!(゚∀゚) 古典にして、大傑作! ハサミ男による第三の…