平石貴樹『潮首岬に郭公の鳴く』を読みました。
ジャケ買いならぬ表紙買い。さらに、有栖川有栖センセの帯のお言葉。
本格ミステリーですね。三姉妹の三女が帰宅せず、しばらくして遺体で発見され…次から次へと…。複雑な人間関係、結末はなかなか読みごたえがありました。
しかし…ジャン・ピエール。途中で彼が解決に導くことがチラチラ見えていました。最後に彼の語りで無事解決。なんとなくこの手法は好きではなかったです。刑事の努力を見守っていたのに、最後にこのあっさり探偵。( ゚д゚)
函館に行ったことがあると、それはそれで楽しめます。