にほんごぱーく NIHONGO PARK

日本語の教え方・授業アイデア・日本語教師の戯れ…(^o^)

落語 9 (柳家三三)

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月例三三の6月公演に行きました。

よく柳家三三師匠の落語を聞きに行きますが、安定感があるというのもありますが、月例三三の場合は、事前にメインディッシュがわかっているというメリットがあります。また、他の公演に先駆けてここで発表されているようなので、他の公演に行かなくて済みます(言い方w)。落語は別に二度三度聞いても良いですし、そのときどきによって演じ方が違ったりするので他の公演でまた聞いても良いとは思います。しかし、できるだけ初めてのものをいろいろ聞きたいという私の都合もあります。そうなると、この会は都合がいいのです。

【この日の演目】

  • 両泥 (柳家あお馬)
  • 一目上がり (柳家三三)
  • 星野屋 (柳家三三)
  • 大工調べ (柳家三三)

「両泥」 泥棒と泥棒のお話。ありがちなオチ(笑)

「一目上がり」 書画を褒めるときにこう言いなさいと言われたものの、数字と勘違いして目が1つずつ上げていこうとする話です。同音異義語ってことなんですが、最初「さん」と「ご」がよくわかりませんでした。「し」は「詩」だとわかりましたが…。「さん」は「賛」で、掛け軸の絵の横に加えられている字句のことだそうです。「ご」は「悟」で、おそらく「悟道(仏道の真理を悟ること)」の「悟」だと思います。「ろく」以降はどうなるのか、それは聞いてみてください!

「星野屋」 そんなに印象に残りませんでしたが、おっかさんの知恵の勝利です。

「大工調べ」 長いけど、すごかったです!( ̄▽ ̄)政五郎が大家さんに捲し立てるところ、すごい勢いでした。奉行所のところのやりとりも良かったです。

個人的には、「与太、もっとポンポン言え!」みたいなことを言ったあと、与太郎が「(゚∀゚)ポンポン」という流れが好きです。日本語教師をやってても、この手のやりとりは発生するので、近いものを感じます。

 

今回、語の音の変化が気になりました。

「場合(baai)」が「ベーイ(beei)」になっていて、こういうのは他にあるんだろうかと気になってしまいました。(・o・)

江戸の言葉では長母音になる([omae]が[omee]のように、[ae]が[ee]になる)ものはあります。ただ、「ベーイ」と聞いて、そこにだけ引っかかってしまいました。原型をとどめていないというか(笑)

よく落語では「するってぇと(=(そうする)というと)」というのもありますが、[toiuto]が[teeto]になります。これまた不思議な変化ですね。[oiu]が[ee]になるなんて…。実際に口を動かすとわかりますが、発音しやすいです。非常に合理性を感じますね。( ˘ω˘)