にほんごぱーく NIHONGO PARK

日本語とお散歩の記録です

『群青の魚』を読みました

群青の魚 条川署クロニクル (光文社文庫)

福澤徹三『群青の魚』を読みました。

交番巡査と刑事が絡む話かと思っていたら、さほど絡みませんでした(笑)

介護施設とその職員に起こること、半グレ・裏社会を追うことが最後に交錯するところは最後まで目が離せなかったです。なんとも危うい風間刑事。(;゚∀゚)

しいていうと、法律や制度の説明が詳しいので、スピード感にやや欠けるところはありました。とはいえ、最後の絶望的な感じはハラハラしました!

ところで、日本語教育でも外国人介護職種と関わることがあるので、状況が想像しやすかったです。そういえば『正体』にも介護現場が出てきました。そろそろ外国人介護福祉士が小説に出てきてもいいですね。(^o^)