にほんごぱーく NIHONGO PARK

日本語とお散歩の記録です

『天上の葦』を読みました

天上の葦【上下 合本版】 (角川文庫)

太田愛『天上の葦(上)』『天上の葦(下)』を読みました。合計1000ページぐらいです。

以前、『犯罪者(上)(下)』を読みましたが、それも面白かったので、続編のこちらを購入しました。『犯罪者』が1作目で、『天上の葦』は3作目。

 ( ゚д゚) え…2作目は…?! 忘れた!?

2作目は『晩夏』です。そのうち読みます。

 

相馬・鑓水・修司の3人が事件に巻き込まれていくわけですが、今回は戦中のお話もあり、グッと来るものがありました。(T_T)

『犯罪者』でも、最後に手に汗握る展開がありましたが、『天上の葦』もそれに匹敵します。途中のハラハラ感は今作のほうがありましたね…。無茶な鑓水…(`・ω・´;)

ほんと、映画を見ているようでした。

 

ちなみに、作者の太田愛さんは、相棒の脚本家さんでもあります。これを読む前に、「相棒劇場版4」を見直していましたが、リンクするワードがありました。(マニアックすぎる…)

こちらの作品は、昨今の社会問題にも繋がる内容です。明言していませんが、なんとなくわかります。そういうことを考えねばならないなと思わされました。

3作が連続しているわけではありませんが、それぞれがどんな人物で、どうして今この3人なのか知るためには、1作目から読むのがおすすめです。