堂場瞬一『壊れる心 警視庁犯罪被害者支援課』を読みました。犯罪被害者支援課シリーズ1作目です。もう9作目まであるんですね。(・o・)
朝の通学路に車が突っ込み、ひき逃げ事件が発生します。その被害者家族の支援にあたる支援課がメインの話です。被害者家族の心理、苦しくもどかしいものだと思います…。支援するほうも、どこまで介入したものかという葛藤がありますね。
主人公村野さん。ほどよい温度のキャラでよかったです。いずれまた読みたいと思います。
「怨み屋本舗」や「外道の歌」を読む一方で、「支援課」も読むと、やり場のない思いを持ったときにどうしたものかと考えてしまいます。