にほんごぱーく NIHONGO PARK

日本語とお散歩の記録です

字はいつもお手本

日本語教師は字をきれいに書けることも1つのスキルだと思います。私は書道を習った経験はなく、学校の書写の時間ぐらいしかやっていません。ただ、昔から文字をきれいに書きたいというこだわりを持っていました。

きれいに書くにしても、学習者提示用の字、仕事用の字、メモの字、自分のノートの字は結構差があります。仕事用の字は大人として恥じないというレベルの字ですが、他人の字を見て、「この字を学習者に提示しているとしたら、喝を入れたい!」と思ったことが少なくありません。これは新人教師とかベテラン教師とか関係ないです。

板書は常に学習者が真似をして書いても問題ない字にしたいものです。変な癖をつけてしまうのは教師の影響もあるはずです。教師がこう書いているのに、学習者が自分で書いた文字にバツをつけられたとしたら、「なんでやねん!」と思うでしょう。そういう理不尽なことがおこらないように、きれいな字であることは必須です。


便利な道具

チョークホルダー

黒板の場合は、チョークホルダーがあると筆圧が入れやすくなり、きれいに書けます。最近まで使ったことがありませんでした。ぐっと力を込められるので、漢字のとめ・はね・はらいも美しく書けます。

ホワイトボードマーカー

便利な道具というより、ほぼ支給品だと思いますが…(笑)

ホワイトボードは、なかなか難しいんですが、わたしは手の側面(小指側)をボードにこすらせながら書いています。安定感が生まれるので、変な滑りを防止できます。ただし、側面が汚くなります(笑)

海外で教える場合には、上記に加えて、黒板消しホワイトボード消しも持っていると、いらないストレスが減ります。

「先生の字はきれいですね」と言われるように、頑張りましょう!