宿題はやるほうも、採点するほうも、時として嫌だと感じることがあります。そんな中にお互いが楽しめるものを盛り込んでみてはどうでしょうか。
1.教師への質問を書かせる
指定された語を使って、私(教師)への質問を作る問題を出します。プライベートな話にも、職務上問題がない範囲ですべて答えます。
先生によっては、プライベートと分断したいと考える方もいると思います。ですが、ジョハリの窓のように、自己開示がコミュニケーションを円滑にしてくれるという良い側面もあります。
別に真実をありのままに語るのではなく、そこに冗談があってもいいと思います。
実際にこういう質問がありました。
「~週間」というのを指定したところ、「1週間に何回家に電話をかけますか」というのが大半でした。しかし、わたしは電話嫌い(笑)こういう質問は本当に困ります。(; ・`д・´)
でも、一教師の側面が見えて面白いと思います。逆に「毎日かけてる!」人間だっているかもしれませんからね。あと、「かけている」という前提で聞く質問ですし、その予想とのギャップが回答を読んだときに記憶に残るかもしれません!(妄想)
2.自分で問題の絵を描かせる
テストでは出せない珍問です。
例えば、「はが構文(うさぎは耳が長い)」。2題はこちらが提示した絵が載せてありますが、残り2題は絵がないので描かせます。他にも、自動詞・他動詞も最後の1問だけ絵をかかせたことがあります。
問題の絵を準備したり、加工する手間が減るのと、思わぬ才能や絵心の無さが垣間見えて面白いのとで、なかなか楽しめます。
はが構文の復習で、象の絵があって、多数が「ぞうは体が大きい」って書いていました(笑)「鼻」にはあんまり注目してないんですね。(;・∀・)
思い出したり、知識を定着させるための宿題であっても、記憶の解答だけでない、頭をつかう要素を盛り込んだものがいい!刺激は多いほうが、脳のシワも増えますよね。(^o^)作成・添削する方も、自分が楽しんで添削できる要素を入れるというのも、あっていいと思います。