小島正樹『十三回忌』を読みました。海老原浩一シリーズです。
法要が行われるたびに人が死ぬ…そして、十三回忌でもまた、というお話です。殺害のされ方がいろいろでした。予想はできることもいくつかありましたが、意外なところでミスリードをしてしまいました。読み返して、あああ~と気が付きました。あとはトリックが壮大過ぎて、ホンマかいな…(;゚∀゚)と思うところもありました。
事件のあった資産家一家と警察のやりとりが中心ですが、そこにつれてこられる探偵・海老原が良かったです。(゚∀゚)警察をちょっと混乱させたり、気の済むまで調べたり、コミカルだったり、おもしろキャラでした。もっと知りたいですね。
もともと最新の『怨み籠の密室』を読むために、一番古くて手に入る『十三回忌』から読みました。他の続きもぜひとも読みたいのですが、文庫本が新品でほとんどないようです…(T_T)(電子書籍版はあります)。すみません…小説は未だ電子書籍は苦手です。
ブラッド・ブレインシリーズも面白そうなので、先に読もうと思います。(^o^)