秋津朗『デジタルリセット』を読みました。
今どきな感じの話でした。「あの人はもう死んでいるんだろうな」とか、「ああ、それをやったらダメ!」とか、よくあるホラー映画的なところもありました(笑)
最後の数奇な出会いは良かったです!(゚∀゚)ほんのり匂わせてきたとき、「その展開、来るの?」と笑っちゃいました。
若干読みづらいのか、描写の細かさに欠ける感じはありましたが、まあまあおもしろかったです。
この本で学んだ言葉、「獺祭」と「てんぷらナンバー」。
「獺祭」は、お酒の名前だと思っていました。(^_^;)
だっさい 【獺祭】
「獺祭魚」の略。かわうその祭り。
だっさいぎょ 【獺祭魚】
- 獺(かわうそ)が捉えた魚を川岸に並べること。人が祭りのときにものを供えることに見立てていう。獺祭。
- 詩文を作るときに座の左右に多くの参考書を並べ広げること。また、詩文に多くの故事を引くこと。
大辞林 4版
沖山さんがお酒やツマミを並べるところで使われていたかと…
「てんぷらナンバー」はさすがに辞書にはありませんでしたが、偽造ナンバープレートのことです。天ぷらは具に衣をつけています。それに見立てて、ナンバーに衣をつけている、つまり、中身(本当のナンバー)がわからないということです。どうでもいい知識ですね(笑)