にほんごぱーく NIHONGO PARK

日本語とお散歩の記録です

『インド倶楽部の謎』を読みました

インド倶楽部の謎 国名シリーズ (講談社文庫)

有栖川有栖『インド倶楽部の謎』を読みました。国名シリーズ第9弾です。

神戸を舞台にしたお話でした。神戸の洋館を見たことがあると、雰囲気がつかみやすいですね。運命のすべたが記されたアガスティアの葉の公開リーディング後に事件が起こります。1000円もする文庫本なので、分量はそれなりにありますが、スルスル読めます。

これまでに比べるとファンタジーというか、運や偶然みたいな要素が強い気がしました。(;゚∀゚)

それにもまして、野上さんの大活躍!(野上さんは、火村・アリスを疎ましく思っている刑事)私が読んだ中ではいちばん出張っていました。(゚∀゚)なんとまあ奥様思いな方…。

国名シリーズの現在出ている文庫版はすべて読み終えました。追いつくとは思っていませんでした…。次は『カナダ金貨の謎』だそうです。