日本語を教えた経験といえば、ほぼ「海外」です。それでも生き残っています(笑)
わたしが日本語教師を志した十数年前から今の時代になっても、「海外で日本語を教えた経験は意味がない」という発言を見かけます。(しかし、ネット上でしか見かけません。)
「海外」というのが何を指しているかと言えば、現地の民間の学校、送り出し機関、公的機関、大学など、さまざまです。そこではどういう教育が行われているかといえば、さまざまです。ピンからキリまでありそうですし、実態はよくわかりません。わからないから、評価できない。評価できないから、「意味がない」と、もはや知ることを放棄しているんだと思います。
そういう思考の採用担当者がいたら、バトルになったかもしれません!でも、「御社の力になる経験・能力、ありまっせ!(`・ω・´)」と語れるように準備して挑むようにしています。
それを踏まえても不採用なら、「経験云々ではなく、合わなかった」と諦めます。
とはいえ、詰まるところは、教える実力があるかではないでしょうか。
海外経験・国内経験・未経験問わず、模擬授業のパフォーマンスを見れば、「うまい!素敵!」「無難にOK」「改善点はあるが克服できそう」「これは悪いほうのやばい!」など評価できます。履歴書も自分語りも、模擬授業で一蹴される可能性もあるので、模擬授業のほうが怖いです。(゜o゜;)
どんな経験であれ、「何をしたか」「何を獲得したか」で評価・判断されると信じています。だから、応募する側としては、何をしていたか語れるようにしておくことが必要だと思います。履歴書のみで良いようなところでも、職務経歴書もつけてみてもいいかもしれませんね。
「海外経験をしたほうがいい」かどうかはあなた次第です(笑)
上司や先輩が事細かに教えてくれないとか、仕事の指示がざっくりしているとか、生活がそもそもキツイとか、いろいろなことがあります。自己流に陥りやすい要因かもしれません。
海外に居たことが過大評価されることもないですね…。ゼロよりは1~2年あると、「海外生活の苦労を知っている」と見てもらえるかもしれません。次にまた海外で教えるときは、「異文化適応能力がありそう」と評価してもらえるので、長期滞在のときには役立つかな?(^^)