『ケースで考える! 誰も教えてくれない日本語教育の現場』を読みました。
どういう内容が載っているかよく知らずに買いましたが、なるほど確かに思ったことがある!という内容が目次から感じました。
この本の目的は次のように書いてあります。
本書は、日本語教師が教育現場で抱く葛藤と向き合い、対処していくための多角的な視点を養うことを目的としたケース教材です。(p.1)
ケースを読んで、考えて、他の人の話を聞いて…というものですが、一人でも考えることもできます。対象者は、養成段階・教師なりたての人向けとなっていますが、経験者であっても、一歩立ち止まって考えてみてもいいことがたくさんありました。
過去、自分の経験などを思い出しながら、自分の配慮の無さやら、当時の悩みやらが蘇ってきました。
この本では、様々な気づきに対して、正解が与えられているわけではありません。無自覚を自覚し、自分がどう行動するかは自分で考える必要があります。こういう学びから得たことは今後様々な困難に直面したとき役立つでしょう。
なんだかんだ良い方向に持っていくには、コミュニケーションをしっかりとることかなとわたしは思います。暖簾に腕押し、みたいなこともありますけど…。自分も相手も少しでもハッピーになる、まあ、ほどほどに良い、ぐらいを目指したいです。