夜明け前に駅へ向かいました。早朝ですが、駅はにぎわっていました。
初めての鉄道…(゜o゜;)切符はネットで購入しました。それがなかったら、わたしはインドで電車に乗る勇気はなかったです…。(切符購入で疲れることは目に見えている!)
当時のインドでは、駅や空港の写真を撮るのは禁止されていました。今も変わっていないと思いますが…。写真はわりとこっそり撮りました。あまり迷わなかったのは、電光掲示板が意外と親切でわかりやすかったからかも…。
たしかこれは一本前の電車。一番お安い客車だと思ったような…。しばらくホームで待ちました。
たしか「ACチェアカー」。朝は暑くないので、逆にACが効いていて寒かったような…(゜o゜;)
奥の女性も外国人です。乗客は我々と前の方にいる人達ぐらいなもんでした。一応、この列車全体の中で最も高価な席です。いろいろな意味で安心して乗れます。
高いからきれいで、整っているかと思っていましたが、清潔ではあるけれど壊れていました。(;゚∀゚)編みもボロボロ、足置きも固定…もともと日本のように戻せるタイプでもないかも?
発車までしばらく待ちます。線路はゴミだらけです。写真には収まっておりませんが、ネズミさんはいました。(^o^;)バタバタと…。右上にコンセントがありますが、壊れている可能性や、過電流の恐れもありそうです。
電車は思ったほど遅れることもなく、出発しました。
まずはお水がもらえました。ありがたい!ヒンディー語の読みも「レールニール」。(このぐらいは今も読めますね。( ̄▽ ̄))
それから、お茶セットが運ばれてきました。紙コップ、お茶、クッキー、お湯。友人がお湯を注いでおります。なお、ティーバッグはむき出しです(銘柄不明)。
コップやお砂糖には、インド鉄道マークが入っていました。汽車ではありませんけどね。
お水もお茶セットもこの座席についているサービスです。さて、続いて食事です。
なんの特徴もない朝食でした。飛行機の機内食のような感じ。オムレツがあるので、ノンベジの食事です。(あとにも先にもインドの鉄道で食べた食事はこれだけです)
食後にチップを求められたような気がします。お皿にお金が乗っていました。払ったか払わなかったか、忘れました。払ったとしたら、Rs.100ぐらいの破れたお札(街で使いづらい)だったかもしれません…。
破れたお札やセロテープで貼り付けてあるお札は、生活する中で結構厄介な存在です。セロテープなんて使ってあるのがバレたら、受け取ってもらえないのです。それを渡してくる輩がいるから厄介ですし、ATMから出てくる場合もあります。一方で、わたしも「それを渡す輩」になる必要が出てきます。騙し合いですね…。チップはある意味、処分できるし、お金も渡せた気持ちにもなるし、いいかもしれません!(笑)貨幣価値は一応存在していますから、あとはそちらで頑張って使ってね、って感じです。( ̄▽ ̄)
途中駅。ホームが低いですね。
インドの鉄道写真で、車両の上や周りに人がいっぱいいることがありますが、この列車ではそんな様子は見られませんでした。まあ、特急みたいなもんですからね…。ああいうのは、各停みたいなのなんでしょうね。
土っぽい、低い山の中を進みます。特におもしろいものはありませんでした。
およそ250km。4時間ぐらいの鉄道の旅でした。昼前には到着しました。