にほんごぱーく NIHONGO PARK

日本語とお散歩の記録です

落語 3 (春風亭一之輔)

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感染拡大の影響で公演が中止になるものも出てきている今日このごろです。

春風亭一之輔独演会へ行きました。幸い中止になりませんでした。「チケットが取りにくい」という触れ込みがあったので、人気があるのかなと思って買いました。やっぱり平日の公演に比べると、日曜日の公演は人が多いですね。

【この日の演目】

  • 子ほめ (金原亭杏寿)
  • ふぐ鍋 (春風亭一之輔)
  • 蛙茶番 (春風亭一之輔)
  • 夢の酒 (春風亭㐂いち)
  • 抜け雀 (春風亭一之輔)

演目は、【落語 (噺の中のキーワード)】で検索して出た結果です。タイトルが事前にも事後にもわからないので、調べるしかありませんね。(事前にわかる公演もあります)

「ふぐ鍋」と「抜け雀」が良かったです。「ふぐ鍋」は、毒の心配をするという単純なものでしたが、枕のあんこう鍋のからつながっていました。( ̄▽ ̄)「抜け雀」はファンタジーかなと思っていて、一瞬眠ってしまいましたけれど、オチが素敵な噺でした。

今回で3回目ですが、食事のシーンがある噺が好きですね!(^o^)まえも「二番煎じ」の食事のシーンがお気に入りでしたが…。どちらも鍋なので、また季節が変われば、食べ物も変わるような気がします。今後に期待です。

 

今回の「子ほめ」もそうですが、パターンみたいなものがあるようですね。開口一番に多い?

  1. 年長者が小僧に「こういうときはこうするんだよ」と言う。
  2. 小僧が教えてもらったことを実行する。
  3. 噛み合わなくて(うまくいかなくて)おもしろい。(^o^)

1の段階で、語の解釈を間違えるのもおもしろいですね。「相手を持ち上げる」という言葉も物理的な動作の意味でおって驚き、さらに「口で持ち上げる(=言葉でおだてる・ヨイショする)」と言われて「咥えるんですか!?」とまた驚いたり…。

掛詞が出てくるのも楽しみの1つです。