にほんごぱーく NIHONGO PARK

日本語とお散歩の記録です

『日本語教師必携 ハート&テクニック』

日本語教師必携ハート&テクニック

日本語教師必携ハート&テクニック』です。(現在、中古本しかないようです)

日本語教師を目指している方、日本語教師を現在なさっている方、どんな方が読んでも良いと思える本でした。ちょっと教えてみて、うーんと悩んでいる状態で読むと気持ちもスッキリすると思います。また、基本はどこまでいっても、忘れてはいけないなと思わせてくれます。

忘れかけたことを思い出させてくれます。一方で、自分のやり方でうまくいっていることには自信を持つことができます。

大きく分けて次の3部構成です。

  • 日本語教師としての「心構え編」
  • 実際の授業についての「行動編」
  • 「初級指導のポイント」

授業をどう作り上げて行ったら良いかという「行動編」はボリュームがあります!もちろん、教師の仕事としてメインは授業なので、そこが重視されるのは当然です。しかし、授業の前・実施・後、いずれもが重要ですね。授業後の反省会、これは毎回のことのように思います。(^_^;)この本でも「帰宅時にちょっと振り返るだけでもいい」と書いてありますが、まさにそんな感じ!疲れながらも、なぜかその日のことをボーっと考えてしまいます。達成感もあれば、喪失感もあるわけで、それがまた次の授業の改善につながります。

始めたばかりのことは、この本に書いてあることの半分も考えていなかったと思います。というか、やってみて、初めて必要性に気づいたことも多々あります。遅刻・欠席に関するルールやら、宿題の提出点を付けるか否かなど…。日本語が教えられればいいということばかりではないんですよね~( ´∀`)わかっていても、実際に直面しないと気づけません。「うんうん、そうそう」と思いながら、この本を読んで、整理することができました。

「自分が日本語教師としてどうありたいか」は自分が決めることです。柔軟性・学び続ける姿勢・謙虚さ、これは私が大切にしたいと思っていることです。この本にも書いてあったので、最後に…(笑)

さて、ここからまた気を引き締めて頑張りたいと思います。(^o^)