【時刻表の改定】
電車の時刻表はときどき改正される。今年も3月下旬に車内放送で「4月1日から変わります」と言っていた。
4月1日、そのことをすっかり忘れて、いつもと同じ時間に家を出た。駅に近づくと、「XX行きの電車が参ります」と聞こえた。わたしが乗る電車だ。歩いていると間に合わないから、走った。改札を通り抜け、階段を駆け上がった。ちょうど電車が到着したところで、なんとか乗ることができた。
いつもより2分も早い。どうしていつもより早いのか。息を切らしながら考えた。そのとき、「4月1日からダイヤが改正されました」というアナウンスが聞こえた。
あっ…。
次の日からは、今までより2分早く家を出るように心がけている。しかし、この「2分」を縮めることに苦労している。慣れるのにまだまだ時間がかかりそうだ。
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実体験にもとづくお話ですが、フィクションです。(336文字)
中級レベルから読めると思います。
「電車にまつわる経験」などを前作業で行うといいかもしれません。飛び乗る、乗り遅れる、遅延する、寝過ごして乗り越す…などなど、いろいろなエピソードが出てきそうです。
後作業は、「時間の感じ方」とか、「モーニングルーティーン」とかを話したら、面白そうです。「電車は遅れるものだから気にしない」とか言わるかも…(;゚∀゚)
この2分を縮めるための工夫とか、ぜひとも教えてほしいです。「5分早く起きろ」という意見が出そう…(ヾノ・∀・`)ムリムリ
ご利用上の注意
- 「時刻表の改定」の文章は無料で使うことができます。
- 教材として使うとき、ルビをつけたり、表現を書き換えてもいいです。
- 授業中に教材として、紙に印刷して配布してもいいです。(オンライン共有もOK)
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- 自分のものとして公表したり、他のサイトに載せたり、勝手に売ったりしないでください。(=わたしが損をすることはしないでください。)
またネタがあったら、短い読み物をアップしていきたいと思います。(^o^)