にほんごぱーく NIHONGO PARK

日本語とお散歩の記録です

『葉桜の季節に君を想うということ』を読みました

葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)

歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』を読みました。2007年初版で、だいぶ版も重ねた本ですが、最近本屋でも平積みされていました。おすすめミステリーを紹介するサイトでもたびたび見かけます。

すばらしい!( ;∀;)拍手喝采!

叙述トリックは素直に読むに限る、と思いました。素直に読んでいって、真相がわかった瞬間に桜が葉桜に移り変わるような、そんな変化を見た気がしました。ちょうど本物の桜から葉桜の瞬間を見に行っていたこともあったので、妙に感動してしまいました。

裏表紙のあらすじにも書いてある「何でもやってやろう屋」。わたしもこの考えが好きだなと思って、最後の将虎の思いもすっごく共感できました。(^o^)

ネタバレやレビューは読み終わってから見てください。

よくよくAmazonの作品紹介(文庫ページではなく、Kindleページ(2022年4月現在))を読むと、間違った内容が書いてありました。(・_・;)本当に読んだの?と思ってしまいました。読めば何が間違っているかわかりますよ~。( ̄▽ ̄)