柏木伸介『ドッグデイズ 警部補 剣崎恭弥』を読みました。
猟奇連続殺人犯の死刑が執行されたのち、冤罪の疑惑が浮かびます。その真相を追っていったら…という話です。なかなか引き込まれました。個性豊かなメンツが登場します。
監察官に目をつけられる、銃撃戦で負傷、捜査での単独行動とか、展開はいろいろあります。また、「あー、これなんだか、伏線ぽいなー」と思うところがしばしば見られます。
オチは、嫌いではなかったです。スッキリしない方はいるかもしれません。
\(^o^)/最後、車の名前ばっかり出てくる!(本筋とは関係ありません)
剣崎さんを体調の優れないイケメンと思うと、かっこよく思えます!(^o^)体調悪いのに、がんばりすぎ。勝手な行動はしてしまうけれど、警察官としての信条は素敵だと思いました。
また、監察官の半倉さんを前半軽く見ていたら、後半出張ってきて、なかなかの策士だな~と思いました。(゚A゚;)ひっ!
余談。
この作品は横浜(神奈川県警)が舞台のお話です。神奈川県警って、赤レンガ倉庫の近くにあるんですが、作中でも「県警から夜景が見える」とか景色のいい描写が出てきます。たしかに、あそこから見るみなとみらい方面はさぞかしきれいでしょうね~。(゚∀゚)
ちなみに、作中でも書いてありますが、dog daysは「夏の一番暑い日々」という意味です。