にほんごぱーく NIHONGO PARK

日本語の教え方・授業アイデア・日本語教師の戯れ…(^o^)

『外国人材受入れガイドブック』

杉田昌平著 『改正入管法対応 外国人材受入れガイドブック』です。

2019年4月に「出入国管理及び難民認定法」(いわゆる入管法)が改正されました。新しい在留資格「特定技能」が加わり、これまでに以上に働く外国人が増える(というか、そこに頼ることになる)と思われます。

しかしながら、「特定技能」に限らず、わたしは在留資格にどういうものがあるのか、正直よく知りませんでした。一度、職場で聞いたこともありましたが、結構細かいな~という印象を受けました。その当時は、EPAの看護師・介護福祉士候補者関係に携わっていたので、「介護」という在留資格との違いを知るという程度でした。

「特定技能」の在留資格が加わったり、ニュースで技能実習生のことが扱われたりしたことを受けて、「どういう枠組みで、外国人は日本にいるのかな」というのをしっかり知りたくて、この本を手に取りました。(なんとなくとっつきやすそうだったからです(^o^))

外国人材受け入れの外観、在留資格のまとめと詳細、法令なども含め、素人でもわかりやすく書いてあります。また、「労働力としてではなく人としての受け入れ」ということも書いてあり、受け入れる日本社会・日本人にどういう意識が必要かにも触れられています。

在留資格に関しては、「高度専門職」、「技術・人文知識・国際業務」、「特定活動」、「技能実習」、「特定技能」について詳しく書かれており、日本語教師が今後さらに関係しそうなところかなと思いました。

わたしがこの本を読んでよくわかったことは、「技能実習」と「特定技能」の違いです。そもそも目的が違うんですね。また、「特定技能」については、「仕事面だけでなく、生活面の支援もしましょう」というのが明文化されています。これは結構大事なことだと思いました。生活面の支援がなく、「諸々は自分でやっといてね」ということは多いと思います(海外生活ではよくあることですけど…)。そういうところをやりましょうと言ってくれているのは良さそうです。

実際どのように適用されるのか、果たしてうまく回るのか、まだよくわかりません。ただ、外国人材の受け入れが避けられない将来に向けて、法律や受け入れ体制が整備されていくことは必要ですね。日本語教育日本語教師もこういった動きの一部に加わることになることは必至。わたしたちも正しい知識を持って、外国人が住みやすい状況にしていきたいものです。