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日本語とお散歩の記録です

『幻夏』を読みました

幻夏 (角川文庫)

太田愛『幻夏』を読みました。

鑓水・相馬・修司の3人のお話はこれまでにも、『犯罪者』、『天上の葦』があります(既読)。相馬が子供時代に出会った少年の失踪が、イマの事件に関連してくるお話です。

鑓水の興信所に入ってくる話と、相馬の警察での事件捜査が絡み合う瞬間が、なんともいえず好きです。これは『天上の葦』でもそう思いました。(^o^)

3作品全部読んで思うのは、絶妙なタイミングで真相が出てくるというところです。焦らされることもなく、かといって、早々に真相がわかることもなく、ちょうどいいんです!(゚∀゚)

 

ちなみに、3作の順番は次のとおりです。お話自体は絡み合わないのですが、登場人物(名前のみ登場)の関係性が順番に読んだほうがわかりやすいです。

『犯罪者』 → 『幻夏』 → 『天上の葦』

またこの3人の活躍が読めることを期待しています!珍しく全て高評価。(^o^)

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